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日本語色々

子供と話す時に気をつけた事その3、カタカナ(省略語)を使わない

投稿日:2014年7月31日 更新日:

その1使わないその2使う、その3使わない、と続けば、関西なら「なんでやねん!」とツッコミ間違いなし(笑)のタイトルですみません。。イラっとされないようにカッコ有りのタイトルです。

日本語で多いな~と思うのが、カタカナの省略言葉。

パソコン、インフラ、ゼネコン、エアコン、デジカメ、メルアド、コンビニ、ファミマ、マスコミ、ポテサラ、等々あらゆるものに省略された言葉が数えきれない程!!

それほど元の言葉が長い言葉でないものもありますが、長いものを短くした言葉は会話に使うのには便利ですね。
そこまで省略しなくても^^:と思う事もありますが、これも日本の文化なのかなと感じています。

日本語を母国語にさせたい子供達には、家で略語を使ってしまうと元の言葉が分からず、語彙が減ってしまうので極力使わないようにしました。

そういえば「極力○○する」という言い方も普段の生活でよく使っていました。

省略語は言い易さという意味からも理解できますが、理解出来ないのは日本式発音の英単語を会話に取り入れている話し方です。

バイリンガルだと両方の言葉を使えるからと、そんな会話になりそうと思われがちですが、カタカナにした日本式発音の英語は知らないので、逆にそのような変な会話は出来ないのです。

日本式発音でカタカナばかりを使う会話を聞いていると、実際とても疲れます。
なぜその部分を日本語で話さないのかと、理解に苦しむ事がたくさんあります。

例えば、アジェンダ、インスパイア、コンセンサス、マター、エビデンス、コミット、ベネフィット等々、ビジネスの世界で使われる事が多い言葉なのでその世界の方々で内々で使うならともかく、テレビでの発言や記事など一般人が読む、聞く機会がある場合には、できるだけ分かり易い日本語で言い換えるのが相手の立場に立った話し方なのではと思うのです。

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公式の場でこのような言葉を連発する人は、相手の立場に立てない人なんだなという事が一発で分かりますし、日本語能力がないと思われても仕方がない状態を自ら露呈している、という恥ずかしい事態に気がついていないのが残念です。

日本語にない意味の言葉、またはうまく翻訳できない英単語なら仕方ないと思いますが、自国の言葉で話せる言葉や、または一般的に日常生活に使われていない言葉に関しては、日本語を大切にすべきではと考えています。

言葉は相手とのコミュニケーションをとるものですので、その時々で使う言葉が違ってきます。
コミュニケーションとは日本語で、互いに意思を伝達、連絡し合う事という意味なので一言で便利なカタカナ英語として日本社会に定着していますよね。

その場に合わせた言葉の種類が豊富なのが日本語の良い所でもあります。

敬語は日本語にしかないと思われがちですが、英語にも敬語にあたる言い回しはたくさんあります。
婉曲な表現も日本語の特徴と思われていますが、英語にもあります。

日本語でも英語でも、そんな表現方法(語彙力)を知らなくても意味は相手に通じますが、やはり相手へ与える印象は全く違ってきます。

自分ではそんな風に思っていなくても、使う言葉を間違えれば悪い印象を与える事にもなりますので、英語でも日本語でも語彙力を高める事が大切ですね。

 

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