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日本語色々

子供と話す時に気をつけた事その2、カタカナを使う

投稿日:2014年7月26日 更新日:

同じタイトルのブログ記事その1では、カタカナを使わない でした。
その2ではカタカナを使う、どっちやねん!!とツッコミが入りそう(^∇^)

その2で意味するカタカナは擬態語、擬音語のことです!!
キラキラ、コロコロ、サラサラ、ピカピカ、グツグツ、バラバラ、トントン、等々
たくさんあるこの言葉、日本で育っているなら普通に誰でも知っています。

では、英語でこのような意味の単語を知っているでしょうか?
例えば、リンリンは ding-ding カチコチは tick-tock キラキラは twinkle-twinkleがありますが、日本語のように同じ言葉を2つ重ねる擬態語や擬音語のように使わず、普通は単語で言い表します。

ピカピカは blink カリカリは crunch など、英語の擬態語、擬音語として使われている単語は、普通に一つの単語として副詞、動詞、形容詞などの分類で辞書に載っています。

子供向けの絵本などには2つ重ねて使っていたり、キラキラ星の歌 twinkle twinkle little star という幼稚園の定番ソングも重ねています。
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しかし大人の会話の中で、このように重ねて使うのを聞いた事はありません。
使わなくても普通に会話ができますし、我が家の子供達に聞いてみても日本語のような使い方はないと言います。

日本語は動詞の数が少ない分、擬音語擬態語がたくさんありますので、擬音語擬態語をつけることでより分かり易い表現になっていますよね。
例えば歩くという動詞では、キビキビ歩く、ダラダラ歩く、ブラブラ歩く、などによって歩くの意味合いが違ってきます。

このような言葉は、普段の会話の中で使わないと覚えられない言葉だと思います。
子供達の会話の中では指示する時にも
テキパキと片付けてね! ダラダラしないよ!ゴロゴロ寝てないで!等々(笑)

お料理をしながら
グツグツ煮立ってきたらお肉投入して、とか、歯ごたえがプリプリだね、など
(投入、というのは「お肉を入れて」をあえて難しく言っています)

あらゆる場面で使える擬態語や擬音語が、日本語にはたくさんあります。
日本語の表現力は、この擬態語擬音語を使えるか使えないかで大きな差が出ると感じています。

普段の生活の中で積み重ねる事で分かる言葉なのかなと思ったので
「子供との会話にはカタカナを使う」事を気をつけました。

 

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