3月になりました~♪3月は結婚記念日のある月ですので、いつもよりその当時を思い出すことも多くなります。
24年間現役のモノ
結婚当時に嫁入り道具として持ってきた、ご飯を炊く炊飯器、今も現役で活躍中です。
象印のシンプルな炊飯器ですが、玄米もおかゆも炊けます。
たまにルクルーゼで炊いたりもしますが、やはりお弁当作りには欠かせない頼もしい存在です。
でも、なにしろ24年間の現役ですから、中の劣化はどうしようもないです^^;
炊飯釜の外側は、サビも出ていて、一度うまく炊けなくなったことがありました。
そのサビを取り除いて、定期的に磨いているものの、やはりサビは出ますよね~
普通ならうまく炊けなくなったところで、新しい炊飯器に買い換えるのでしょうが、私にとってこの炊飯器は結婚生活の同志なのです。
海外駐在中の大変だった時も、楽しかった時も、いつもご飯を作る時に傍にいてくれたものだからです。
今も「明日の朝も頼むよ、頑張ってね~」と声をかけながら、大切に使っています。
日本人の基本にあるもの
モノにも命があり、大切にすると言う気持ちがあれば、他人のものでも公共のものでも、大切にできると考えています。
日本人は、八百万の神として、すべてのものに神が宿っているという考えがベースにあるので、公共スペースもある程度のきれいさを保てるのだと思います。
最近、しつけのためにゲーム機を壊した、とニュースで話題(炎上)になっていますよね。
人様のしつけだから、とやかく言わなくても、という声もあり、賛否があるようです。
しかし、私には論点がずれているような気がしてなりません。
親が、まだ使えるものを壊すということは、すでにしつけとしてはおかしいと思うからです。
ものを大切にする、この事は他人を大切にする、という行為へ繋がります。
約束を破ったから壊す、というのはモノに当たる子供になってしまい、破壊行為は他人へとエスカレートする可能性も(絶対ではないですよ)あるわけです。
子供にしつけをするなら、子供が大切だからという気持ちを込めてする事が大切で、壊すという行為は子供の心まで壊すような気持ちにならないのかな、と不思議です。