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日本語色々

言葉の贈り物

投稿日:2016年11月21日 更新日:

今自分に必要なものがある時って、続けてその関連ワードが自分の周りにやってきます。

私には「言葉」がキーワードなのか、この3日間連続して何かのきっかけで現れる言葉です。

 

漢字でも使う場面によって使い分ける方が、気持ちがしっくりくる感じというのか、気分が良くなります。

人には「こだわりの◯◯」という自分だけのこだわりがありますよね。

私にはそれが言葉なわけで、昔から気にしていた部分です。

 

ちょうど娘が大学受験で学部の選択に迷っていましたが、

私は自分の大学受験で迷ったこともなく、日本語を勉強する国文科以外に希望する学部がなかったな〜と思い出しました。

古文の不思議な世界、現代とは違う言葉を使っている時代の物語をもっと深く知りたいと思っていたからです。

実際には、国語学が私には細かすぎるというのか(笑)無理でして^^;  古典文学は読書や漫画で楽しむのが一番、という結論です。

 

子供達にも言葉については、とてもうるさく言っています。

お金の使い方、部屋の片付け、家の手伝い、勉強のことなどをうるさく言ったことはないのですが

言葉の使い方については、気になったら必ず言います、本当に必ずでスルーしません。。

 

なぜなら、言葉って単なる言葉ではなく、人とのコミュニケーションに直接関わっているからです。

勉強ができなくても、部屋の片付けが下手でも、人とのコミュニケーションの取り方が上手なら、人生が楽しいものになります。

親というのは、子供の中に生きていくための力を与える役目だと思っているので、ゴールは大学受験でも就職でも結婚でもなく、その先です。

コミュニケーションの取り方が上手なら、受験の面接も就職の面接も、そして結婚相手となる人とも、その家族ともうまくいくからです。

親がいなくなった後に子供達が幸せに過ごすために、子供達の中に残してあげられるものが「コミュニケーションの力」だと思います。

 

そのコミュニケーションの大きなポイントが、言葉の使い方にあります。

同じことを言うのでも、言い方で全くニュアンスが違いますので。

それを教えてあげられるのは、日々の出来事の中で親が言葉を使い分けること、相手の置かれている立場などを考えて使っていること子供達に見せること

そしてそれを、どうしてこの言葉を使ったのか、なぜこの言い方にしたのかを教えることだと。

 

子供達にはうるさがられることも多いですが、その時に私が言っているのは

大人になったら、誰も注意してくれる人はいないからね!

 

この言葉を最近言った時には、来年就職する娘が「最近それを感じるようになったよ〜」と、、ようやく大人に近づいてる!?と嬉しかったです。

ブログに書く文章も、手紙やメールに書く文章も、人との話す場面などで使う言葉も、すべては自分が発する言葉ですが

大人になると、例え誰かの言葉で気になったことがあっても、摩擦を招く恐れもありますから何も言いませんよね!?

 

 

生きていく上で最も大切なコミュニケーションって、初めての人にも気さくに話しかけれられるとか、誰とでも如才なく話ができる、とかではなくて

相手の立場に立って誠意のある言葉を使ったやり取りができるかどうか、それが最も大切ではないかと私がこだわる部分です。

そのこだわりは、言葉の贈り物、になって相手に届きます。

 

私が10年近く読み続けている致知から届いた今日のメールで、読者からの感想を「言葉の贈り物」を頂いています、と書いてありました。

全くその通り!!言葉というのは何よりも素晴らしい、直接相手の心に響く贈り物になるはず♪

子供達にも、言葉の贈り物ができる人になってほしいな〜と思っています。

 

致知の四季折々に届くメールは、自然界の画像も美しく内容も素晴らしいです!!

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興味を持たれた方はぜひ、こちらのページをご覧になってくださいね。

 

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