お伊勢参りの時に立ち寄った鳥羽のミキモト真珠島、想像以上にたくさんのことを学べて、真珠に少し詳しくなりました♪
最近はバングル販売のお手伝いをしているファンエンパイヤさんのお仕事で、パールアクセサリーに触れる機会が増えました。
お客様への説明も、商品知識があるのとないのでは応対が全く違ってきますし、とても良い勉強になりました!!
素敵なパールのアクセサリーがたくさんあるので、販売しながらも自分も欲しくなり、でもちょっと高いな〜と眺めています。
誤解のないように付け足しますが、ファンエンパイヤの価格は他のお店に比べたら大変安いです。
他のお店を色々とみてきたお客様が「何でこれはこんなに安いの!?」と驚いて質問されたほどなので(笑)
話を戻し、なぜ真珠が高価なのか、真珠島にあったピラミッド型の展示(アコヤ真珠の場合)を見て納得です。
養殖中に死んでしまったアコヤ貝が半分、残りの半分も商品になる良質の真珠は全体の30%弱でした。
一番上の花珠と呼ばれる真珠は全体の5%というのを見て、高価で当たり前だな〜と感じました。
真珠の輝きと色の見え方は、シャボン玉の色の見え方と同じで、光の干渉によるものです。
光の干渉とはなぜ起きるのかは、光と色のサイエンスでもわかりやすく説明されています。
光について書かれた色彩学の本はたくさんあるのですが、ニュートンの光と色のサイエンスは、わかりやすさと画像のきれいさで一押しの本です。
今後講座をする時には、副教材としてこの本を使いたいな〜と思っているほど、色彩学を勉強している方にはオススメです。
しかし、色は楽しみたい、色の持つ心理的なことを深く知りたいという方にはつまらないかもしれませんね〜^^;
サイエンスというタイトルから内容もわかりますが、科学的な観点から色彩を知りたい方に限ってということで。。
ベースカラー理論によって、イエローベースとブルーベースにパールネックレスを分類した場合には、黄みがかったパールはイエローベース、真っ白なパールやブラックパールはブルーベースに分類されています。
なぜ色が違うのか、貝の種類が違うからなのかな〜と単純に思っていましたが、それだけではありませんでした!!
大きく分けてピンク系、ゴールド系、ブラック系、ブルー系に分けられる真珠の色、それぞれになぜそう見えるのか真珠島の解説で詳しくわかります。
数千枚も重なった透明な真珠層に光が当たり、透過した光、反射した光がそれぞれ干渉しあってその真珠の色が見えます。
それぞれの色に見えるのは、真珠の層に特有の色素が含まれているからでした。
どこの部分にどんな色素が含まれているかなど、もっと詳しく知りたい場合は真珠島へ、真珠の粒を半分に割って顕微鏡で見られるようになっていますから。
すぐに行けない方のために、ミキモト真珠島のサイトでもある程度分かります!!
機会のある方はぜひ、お伊勢参りの時にでも立ち寄ってみてくださいね〜♪