3月のイベントに向けた資料を考えていると、ふと今までに言われてきた言葉を思いだしました。
「その資料を作るため調べたり探したりするのに、とても時間がかかったはずなのに、なぜそんなに簡単に人にあげたりできるのですか?」
「もったいないと思わないの〜〜 人がよすぎるのでは。」
等々の同じような意味合いの言葉をかけられることが大変多いです。
もちろんCRIPメンバーの方々へお渡しする資料なのですが、たしかにとても時間がかかっている資料です。
わかりやすい写真を探したり思ったことを言葉に表現するのは、考えて考えて修正を繰り返しながらのため1、2日で終わるものではないです。
アイデアを思いつくために使う時間も相当ありますし、天才ではないので簡単に湧き出てくるわけでもないですからね。
しかし、アイデアを天から頂くために心がけているのは、ひらめいたアイデアを溜め込まないこと!
誰かにそれを還元した時に次のひらめきがやってくると考えているからです。
時間をかけて作った資料をお渡しする理由の一つは、アイデアをもとに作った資料を役に立てて頂くと、誰かに還元したことになるからです。
もう一つの理由は、お渡しした資料は私にとってはすでに古いものになってしまう、ということもあります。
自分の作った資料は常に追加や修正などの改善を繰り返しているため、1ヶ月後に同じ形で残っていることはありません。
読み終えた雑誌を誰かに読んでもらう感覚です。
私の作った資料を役立てて頂けるのなら、それは還元されて私に戻ってくる、循環の法則です。
結局自分のためになるわけですね。
循環の法則ということで考えると、メンバーの皆様もその活動の一つとして、CRIPのHPに世界色歩きというコラムを書いています。
メンバーの皆様にお願いして、住んでいる地域の様々な風景や文化などを発信しているコラムです。
今年に入ってからは、1月はお正月料理の文化で九州のお雑煮のコラム、2月は冬の景色に咲く黄色い花の風景についてのコラム、どちらも素晴らしいコラムを書いて下さっています。
コラムを書く時間や写真を撮影する時間、何を題材にしようかと考えている時間を合計すればとても大変な作業になります。
報酬の対価として書くコラムではなく、HPのコンテンツを充実させるために書いて頂いています。
報酬もないコラムなんて、もしマイナス思考であれば「自分にはなんの得にもならないのに、時間ばかり使うことになって損してる」と考えるでしょう。
しかし、コラムを読んだ側は新しい知識を得たり、きれいな写真をみて癒されているので、プラス思考では「誰かの役に立てている」ことになりますよね。
さらに題材を探したりすることから新しい発見をしたり、自分がしてきたことを文章として公の場に残すこともできる良い機会でもあります。
物事を行うのには2つの観点があり、どちらから見るかでその人の人生も変わっていきます。
私の好きな言葉で特に励まされる言葉が多いのは、ウィンストンチャーチルの言葉です。循環の法則と同じ意味なのはこちらの言葉。
人は得るもので生計を立て、与えるもので人生を築く
自分にとって得になることだけ行うことは、人生をつまらないものにしてしまう、ということですね。
プラス思考で人生を築いていきたいです♪