あべのハルカス美術館で行われている「新印象派 光と色のドラマ」展に行ってきました。
入り口からいきなりこのカラフルさ♪
色相環がなぜ使われているのかというと、色相環や色彩知覚理論を使った点描画を展示しているからです!!
絵の具は混ぜると黒くなるので、絵の具をパレットで混ぜながら書いていると絵がどうしても暗くなります。
スーラという画家は、絵の具を混ぜないでそのまま点として色を置き、見る人が目の中で色が混ざるような手法を考えだしました。
目の中で色が混ざり合った時にどのように見えるのかを、細い紙を並べて比較出来るようにした実物も展示されていて感動!!
それぞれの明度ごとに2つの補色を縦に並べて、同時に見た時にどのような色に見えるのかが分かるようになっています。
色を少しでも勉強していると、さっと通り過ぎる事の出来ない気になるものが多く(笑)最後はもう一度この見本を見たくて逆戻り^^;
カラーのお仕事をしている皆様には特にお勧めしたい展覧会でした。
もっと仕組みが知りたくて買った子供向けの絵本♪
出口には、想像以上の素晴らしい作品があってこちらにも感動♡点描画の光と明るさがしっかりと表現されています!!
この大きさと迫力は実物を見ないと伝わりませんので、お時間のある方はぜひ見に行って下さいね〜