先週末は娘の入学式があり、前日の強風で心配していた桜も満開で出迎えてくれました♪
式辞での校長先生のお話は、聞き易くまとめられていて内容も話し方も素晴らしく
今回は「多様性を受け入れる」についてのお話もあり、個性を認め合うという内容でした。
多様性を受け入れる意味
この学校は帰国子女の多い学校のため、世界各地で過ごした生徒が集まっています。
アメリカ、ドイツ、中国、シンガポール等、違う文化の中で育った生徒も多く
その文化の違いを否定するのではなく、受け入れて認め合う学校生活の中で
多様性を受け入れ個性を認め合う人間になろう、という校長先生のお話でした。
多様性を受け入れることによって何が得られるのかは、そのお話の中にはありませんでしたが
私は多様性を受け入れることによって、物事を捉える視野が広くなり
受け入れる心が出来る事で、人間の器が大きくなると考えています。
違いを認めるのは実はとても大変です^^;
人間は自分のものさしで人をはかってしまうので、何で??と思ってイライラしたりもしますよね。
イライラせずに、人には人のやり方があると思えるまでは忍耐も必要、我慢しなければなりません。
心をその都度ギューッと引っ張られて、心の痛みを伴いながら人間の器を引き延ばして大きくしていくような感じでしょうか。
学校だけでなく仕事においても、一緒に働く人の違いを認め合うことは簡単ではありませんよね。
私が個性的な人を好きな理由の続きですが、同じ仕事をしていてもさらに視野が広がると考えているからです。
違う考え方、違う意見をどのように受け止めたら良い所を活かせるのかによって、仕事も大きく変わります。
グループで違いを認め合うために
同じ志を持つ仕事仲間のグループというのは、一人の意見や考え方に同調する仲間のグループとは違います。
同調とは上辺だけの賛成であり、目的を理解できていないからです。
志を同じにするとは、目的を同じにすることだと私は思っています。
目的にたどり着くまでの過程は、人によって違う考え方、違うやり方があって当たり前ですので
それをどうやって同じ目的に、何を最優先して進めるようにするのか
そこを良く考えなければと、自分の言動を振り返る日々です。
その為には「目的意識」をグループ内で共有することですね。
目の前にある問題、または仕事に対して「これは何の為に行うのか」を常に意識することで
それぞれの意見を同じ方向へまとめ、視野の広い仕事ができると考えています。