アメリカの色の名前

洋の色名

アメリカではベーシックカラーとよばれる黒・灰色・白・茶色・ベージュだけでなく日本よりも幅広い色の洋服が売られています。

赤・青・黃・橙のバリエーションだけでなく青緑系の色も多いです。色の名前で言うとターコイズ、ダックブルー、ティール、ピーコックなどの色の洋服が沢山売られています。多民族国家なので色の好みも様々だからでしょうか、日本では圧倒的にベーシックカラーが多く、他にブルーと言えばネイビー、は捨てるブルーなどが多く売られているように思います。

さて、その青緑の色の見分け方。黄みを感じる青緑か、黄みを感じない青緑かの識別を先日の講座でさせていただきました。その復習を兼ねて次の講座ではある物を使ってみなさんと青緑識別をしてもらいました。その物がこちら↓
ペーパーナプキンです。青&青緑で色違いがあったので面白いかなと買ってきました。
一番上の青がいわゆる青です。
そして下の左側が青が軸になった青緑。
下の右側が緑が軸になった青緑。
青緑の見極めにちょうどいい教材となりました。

みなさんはどの青がお好みですか?

そしてこの日の単元は慣用色名のことをやりました。

慣用色名とは特定の色を表現するための固有の色名ですが、一般に知られた物も多くあります。
例えば、桜色とかラベンダー。山吹色なんかも慣用色名となります。

アメリカにも慣用色名はあります。上で書いたTeal、Peacockなども使われていますし、Midnight Blue、Navyも慣用色名ですね。
で、このナプキンの慣用色名が面白かったのでご紹介します。

上のパステルブルーは日本でも使いますね。左下の青緑の表現にカリビアンブルーって素敵な名前がついています。日本の海は青が強いですが、カリブの海は青緑のイメージです。

右下のRobins Egg Blueですが、ロビンはアメリカだとポピュラーな鳥らしく、卵の色を想像出来るって文化の違いを感じます。
ちなみにRobins Eggってこういうのです↓
緑が軸の青緑で上の右側のペーパーナプキンと同じ色ですね。

日本の伝統色名も歴史があって面白いけどアメリカの名前も何だろう??と思うものがあって面白いです。買った洋服や物に色の名前が載ってることが多いので皆さまもぜひチェックしてみてくださいね。

ちなみに上の3つのペーパーナプキンをPCCSのカラーカードで比べるとこんな感じ↓
lt+14、16、18にピッタリ。
ということで、講座内で使える教材となりました。

橋本

 

 

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