日本中が夏休みの最中、久しぶりに横浜中華街へ出かけてみました。
数年前まで5年間も台湾に住んでいた私にとってこのエネルギッシュな賑わいはどこか懐かしく、微笑ましいものがあります。
超カラフルな漢字だらけの看板やメニューを掲げるお店、ごちゃごちゃした装飾、どれも中華風でここが横浜とは思えないような雰囲気!思えば本場の台湾では更にごちゃごちゃしていて、歩道も統一感なく途中階段で上下したりレストランと八百屋さんや衣料品店、雑貨店、小籠包屋さんなどが同じ通りにぎっしり軒を連ねていたように思います。
慣れ親しんだ中華感を気軽に再び味わえる場所があるなんて、嬉しくてわくわくしてしまいます。
それにしてもこの中華風のカラフルさ、独特ですよね。
中国人の好む色はやはり女性も男性も赤が第一位。縁起のいい色でもあり、幸福をもたらすおめでたい色なんだそうです。春節(旧正月)の時のお年玉や結婚式のご祝儀袋には紅包(ホンバオ)という真っ赤な封筒が使われます。国旗にも使われていて、町の公共施設やそこで働く人のユニフォーム等々…赤はいたるところで目に入ります。中国の方にとって赤はとても大切な色なんですね。
好みの色には文化的な背景も密接に関係していることがわかります。
児島